㈱ハチハウス、宅地建物取引士の青木です。
近年、都心で車を保有する若い世代は減少しています。JRや地下鉄、私鉄などの電車やバスの交通網が網の目のように張り巡らされている東京都心。また自転車を愛好する人も増え、自家用車がなくても十分便利に生活できます。 しかし、車が大好き!ドライブが趣味!という人や、郊外・地方にキャンプに行きたい、あるいは子供のお稽古事の送迎や介護など、車での移動が必要な人も多い。
今回は都心のマンションの車に関するあれこれを。
1.都心マンションの駐車場
まずは多くのマンションの駐車場は、自分のものになる専有部分ではなく、共有部分です。 管理組合と契約をして賃貸で借りるものです。 駐車場代は管理費と同時に毎月引き落としされる形が多い。費用は近隣の月極駐車場よりは少し安めの設定が多いかな。
土地の敷地が限られる都心マンション。 すべての戸数分、駐車場が用意されているわけではありません。 また、車のサイズの制限がある場合が多く、どんな車でも駐車できるのではないので要注意。 マンション購入とともに車を買い替える人も多いです。 駐車場のタイプもいろいろ。
平置き駐車場: サイズの制限も無い場合が多く、また駐車するのに待ち時間がありません。建物内にある場合には天候による車体の汚れも気になりません。最も使い勝手がよいため、駐車場料金は高額。 数が少なく貴重なマンションでは、ワンルームマンションの賃料ほどの金額になる場合も。
機械式駐車場:たて3台分よこ3台分などの機械式や、タワーマンションではエレベーター式パーキングが設置されている場合も。 車幅や車高サイズ、重量などの制限がある場合が多い。特にSUVなどの車高の高い車や車幅が広い外国車など使用できない場合があります。(最近ではSUVがOKの機械式も多くできているようです。)また機械によっては慣れるまで駐車が難しいことも。 さらに、自分の車が出庫するまでの待ち時間があります。一方メリットは、平置き駐車場よりも駐車場代が低めです。
2.その他の車に関するあれこれ
今後、増加すると思われるEV車。 充電の設備を備えるマンションも増えています。 あるマンションでは、資産価値を高めるために管理組合で充電設備を2台設置しました。 使用に関するルールや金額を決めてEV車保有者が使用しています。
来客用パーキング
比較的大きめのマンションには来客用パーキングが設置されています。 こちらも時間貸し有料のタイプが多いです。
パーキングアテンダント
車のエントランスロータリーに高級ホテルのようなアテンダントがいる場合も。 大きい荷物や重めの買い物などを部屋まで運ぶサービスなどがあると大変便利です。
3.自家用車以外の選択肢
車は保有したくないが、公共交通機関を使用したくない・できない場合にも、都心にはいろいろなサービスがあります。
カーシェアリングサービス
都心では、マンションの近くにカーシェア用のパーキングがある可能性が高い。 必要な時間だけ自由に使える。面倒な手続きも不要。 またちょっと高めの外国車などもあり、様々な車に乗ってみる楽しみも。
タクシー
東京には4万台以上のタクシーが走っています。都心であるほどすぐに拾える。最近はスマホのアプリで予約も簡単。 最低料金は1kmで420円。自家用車にかかる駐車場代、ガソリン代、自動車税や車検費用なども考えたらタクシーを毎日乗ってもおつりが来るかも。
郊外や地方ではマル必な自家用車での移動も、都心の生活では様々なチョイスがあります。 楽しい人生を諦めない範囲で、検討してみてください。
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