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東京マンション選びのポイント <新築か中古か? その2 中古編>


㈱ハチハウス、宅地建物取引士の青木です。

前回5/26のブログにひきつづき、今回は「中古」物件の特徴を押さえておきましょう。(前回同様、建物の建築や住宅ローン・各種税金などに関しては他の専門oaoスタッフにお任せして、私からは共有部分の設備や購入方法などを中心に。。)


1.中古マンション購入のメリット

まずは価格が安いこと。 中古物件の場合、経済環境や立地によっては分譲時の販売価格よりも高額な場合も。しかし同じ立地、同じ建物だった場合、中古物件の方が当然割安です。つまり、同じ予算であればより良い立地に購入できる可能性が高いです。最近はやりの大型再開発物件などは特別ですが、小中規模のマンションの場合、中古の方が比較的「駅近物件」が多いこともメリットです。


また、物件を実際に確認してから購入できることも大きなポイント。 リノベ前提であっても、個人では手を入れられない占有権のある共有部分、たとえば窓サッシやベランダなどは是非確認したいもの。 さらにマンションの共有エントランスや共有廊下、その他の共有施設など管理や修繕が行き届いているのか?などのチェックをすることが可能です。


新築の際に述べた、まとまった費用の大規模修繕基金の支払いが発生しないこともメリットです。





2.中古マンション購入の注意点

当然ですが、築年数がたっている場合、建物全体の劣化があります。 維持管理状況が悪いと、修繕にさらに多額の費用がかかる場合があります。購入時には管理会社からの情報を確認し、修繕積立金などがきちんと確保されているか、また管理組合が機能しているかなどをチェックすることは重要。多くのマンションはおおよそ15年ごとに大規模な修繕をおこないますが、今後の維持管理のために修繕積立金がすでに値上されているケースも。特に1981年以前に計画されたマンションは地震に耐えることのできる構造の基準が現在の基準よりも低く、管理組合で耐震化工事をする場合は、費用が早いタイミングで大きく発生することもあるので注意です。


購入に関して、中古物件は発売時期も適宜、早いもの勝ち、ゆっくり検討する時間はあまりありません。とはいえ、焦って決める必要はありませんが、購入できない場合は「ご縁がなかった」とあきらめる。日頃から何件か内見しておいたり、年収などから住宅ローンをどの程度借入できるかを調査しておくと、比較検討で決めやすいです。


築年数がたっている物件は住宅ローンに関しても借入できる年数や金額が下がることもあります。さらに中古は購入の際に不動産販売会社への仲介手数料(物件価格のおよそ3%プラス消費税)が発生します。


以上、2回にわたり新築・中古の購入に関する特徴や注意点をまとめてきました。oaoでは、提携会社とともに、皆様の理想の暮らしを叶えるリノベを前提とした物件をご提案することも可能です。是非ご相談ください!


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