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私がoaoのサービスを始めようと思ったワケ2:チームでないとできないことだから

インテリアデザイナーのツジチハルです。


私は小さい時から一軒家に住んでいました。だから大人になってからも都心のピカピカのタワーマンションを外から眺めて、わぁすご〜い!これが億ションってやつね、お金持ちが、めくるめくゴージャスな暮らしをあの中で繰り広げているんだろうなぁと、妄想を膨らませていました。


働いてからも、新築の注文住宅に携わっていたのでマンションの実情はあまりよくわかっていませんでした。この仕事で独立してからはマンションのリノべのお仕事が増え、今では、これが天職かもと思えるほどになりました。


同時にマンションの暮らしの実情を目の当たりにするようにもなりました。一等地にそびえる超高級マンションなのに、収納が足りなくってどうしたらいいですか?とか、

子供2人分のベッドと机がうまく置けないんです!とか、

テレビがこんなところにしか置けないんです!

と言った切実なご相談が寄せられ、「えー、それは暮らしにくいですよね〜、困りましたね〜。なんとか解決方法を考えますね。」と難題に頭をひねることになるのです。


「おしゃれなリビングダイニングにしたいんです」というご要望でも、その土台となる間取り問題や、収納問題を先にクリアしないとならない場合が多く見受けられます。

まずはお片づけの専門家に入ってもらいましょう!と提案することも多くなりました。



こんな高級マンションを買える方々が、どうしてこんなことになっちゃうの?

色々考えてみたのですが、マンションを選ぶ時のマインドセットが一因なのではないかと思うようになりました。

なぜこのマンションにしたんですか?と聞いてみると

「駅から近いから。場所も便利だし。新築で買えるのは、ここでした。」


どうやら、この先10年資産価値が落ちないことを最優先しているようでした。

それもとても大事ですが、同じくらいそこで暮らす家族の幸せな10年も大事なはずなのに……。こんな高額なお買い物なのにどうしてもっとそこを検証して購入しないんだろう。違和感のようなものを感じ始めたのでした。

でも、気がついたんです。普通の人には、それを検証する術がないことを。


前職の注文住宅のメーカーにいた時には、どんな風に暮らしたいか?家族にとって優先したいことは何か?といったことをヒアリングすることから始まりました。それを決められた予算の中でどうやって叶えるかを設計士は考えましたし、コーディネーターはインテリアの調和や収納までも考えました。お金のことは営業マンが段取りました。専任のプロチームが結成され手厚くサポートしていたのです。


そのプロセスが、マンションでは、だいぶはしょられているような気がします。たとえ間取りが決まっているマンションを買う時であっても、注文住宅を買う時のように、暮らしの理想や、そこでどんな人生を送りたいか、家族で話し合う必要があると思います。そして、そこには客観的な立場で検証してアドバイスしてくれる専門家チームが必要だと思いました。


注文住宅と違って、都会のマンションは高額であっても、その広さや間取りには制限があります。制限があるからこそ、その選択には専門家の検証やサポートが必要になります。


そういう相談が受けられるチームを作りたいと思いました。私1人では解決できないことが沢山あるからです。マンションにまつわるあらゆる問題、お金、収納、インテリアなど。それらをファイナンシャルプランナーや、ライフオーガナイザー、不動産屋さんといったプロフェッショナルとチームになれば、ワンストップで問題解決できるのです。専門知識のないお客様には、きっと必要なはず……。そう思ったのでした。


今、お客様が求めているのは「自分に1番合う住まい」はどれなのか?ということです。

世間が良いと評価する家を買ってもしょうがないのです。

今までは、一般的評価が高いマンションを買って、自分達が無理して合わせて暮らしていた時代だったのかもしれません。でも、これからは自分たちの暮らし方にフィットするマンションを探す、パーソナライズする時代だと思います。

だから私たちの呼び名は「マンションライフパーソナライザー」。

(ちょっと仮面ライダー的で、機械チックに聞こえそうですが……汗)



コロナ禍で、家族で過ごすおうち時間が、仕事より大事と答える人が増えたそうです。そんな新しい価値観が産まれた今こそ、oaoチームの出番だと思っています。

私たちは、都会のマンションに住む人の幸福度をあげることをミッションにしています。

あなたが、晴れ晴れとした気分で毎日を過ごせるように、粉骨砕身がんばりますので、

どうぞよろしくお願いいたします。


次回からは、皆様に役立つお話をしたいと思っています。まずはご挨拶がわりに。


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