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執筆者の写真平田 純子

貯蓄から投資へ いよいよ本格化!?

こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの平田純子です。


令和5年度の税制改正大綱がまとまりました。


注目されている改正内容の一つがNISA制度の変更です。

今回の改正内容により、いよいよ「貯蓄から投資へ」が

本格的な動きとなりそうな様子です。

FPの仲間の間でも盛り上がっています。



では、今回の制度改正の要点をまとめておきましょう。


① 制度の恒久化

  これまでの制度は、期間限定であった。

  (NISAは2023年まで、積み立てNISAは2042年まで)

  この期間の制限が撤廃され、利用者の家計状況などにより、

  任意の時期に利用開始が可能に。

  

② 非課税期間の無期限化

  通常、投資で得られた運用益には約20%の税金がかかるが、

  NISA口座ではこの運用益が非課税となる。

  これまでの制度の非課税の期間は、

  NISAが5年間、積み立てNISAは20年間であった。


③ 年間投資額の上限360万円

  これまでは、NISAが120万円、積み立てNISAが40万円だった。

  (NISAと積み立てNISAは併用不可)


④ 非課税保有限度額1800万円

  評価益は含まない。

  これまでは、NISAが600万円、積み立てNISAが800万円だった。




将来(老後)資金は、この新NISA口座をフルに活用しての準備がお薦めです。


何故なら、


制度の恒久化と非課税期間の無期限化は、

つまり、いつ始めてもいい!何年かけて投資してもいい!

ということ。


非課税保有限度額が1800万円ということは、

計画的に投資し、コツコツ運用した運用益と合わせれば、

金額的には、老後に必要な資金の主要部分が賄えるということ。


ただし、

ライフイベントや家計の状況的に、私は、我が家は、

いつ投資を開始するのがよいのか?

年間いくら、何年計画で投資するのがよいのか?

については、是非、FPに相談してほしいと思います。


新制度の開始は2024年です。

2023年中に口座開設等の情報も随時公表になることでしょう。

アンテナを張っておきたいですね。

  

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