こんにちは!ライフオーガナイザー®の清水美恵子です。
先日、「着たい」けど「着れない」服はどうしたら良いのか?と聞かれました。
その様な服が多くて、片づけが進めれらないと悩んでいらっしゃるとのことでした。
「着たい」という感情と、「着れない」という現実が入り混じった状況です。
片づけにおいて 物の整理に必要な分ける作業。
オーガナイズでは要る・要らないの2択でなく、4つに分けることを推奨しています。
マトリックスにすると下図のようになり、「着たい」×「着れない」は左下の部分に当てはまる服になります。
M様のお悩みどころの「着たい」けど「着れない」に分類された服には、幾つかの可能性が考えられます。
①サイズが合わなくなった
:服が小さすぎたり大きすぎたりする場合
②身体的な制限
:健康上の理由でその服をきることができない場合
例えば、怪我、病気、妊娠、または身体的障害がある場合
③スタイルやファッション
:時代によって流行やファッションが変わるため、古臭く感じるなど合わなくなったりする場合
①と②の場合は、どうしても着たいのであればお直しするという方法があります。
また③でもアップサイクルして今風な服に変えることもできます。
私も①のサイズが合わなくなったというケースが実際にあります。
昨年は普通にはけてたスカートのウエストがきつくなり心地よく着れなくなったので、ダイエットとウエスト回りの引き締めの為の筋トレを決意しました!…現在継続中です
M様は特に③に該当する服でお悩みの様でした。
ここで重要なのは、「どうしたいのか?」といったご自身の価値観や片づけの目標です。
M様は最初に
「着られる服だけで暮らしたい!」
「もったいない服を手放してすっきり暮らしたい!」
と話されていました。
ほぼほぼ答えは見えてきていると思いますが、
それでも迷ってしまうとしたら、
・今の体系に合わせてお直しをしをするのか
・流行にあわせてアップサイクルするのか
・ダイエットなどで自分を服に合うように変える努力をするのか
・そこまでしなくて良いのか
更に考えて分けてみると答えが見つかると思います。
それでも迷ってしまうとしら、
一時保留にして「保留ボックス」に入れ、数日後~1か月後に再度見直してみることもお勧めです。
ご相談のM様は、昔のお気に入りだったけど今は着れない服を1枚だけそのまま取って置くことにし、クローゼットの端に掛けておくことにしました。
迷われていらっしゃいましたが、1枚に絞られてクローゼットも気持ちもスッキリされました。
oaoの片づけでは、「着れる」「着れない」などの2択でなく、マトリックスなどを4つのグリッド分けをして思考や感情の整理もしています。
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