㈱ハチハウス、宅地建物取引士の青木です。
ここ数年、住宅の価格が新築、中古ともに高くなっています。今後のマーケットがどうなるかは一概に言えませんが、東京の中心部や立地の良いマンションの価格は、ひきつづき高値が続くと言われています。 今回は、あなたが見つけた中古マンションがあなたにとって妥当な価格なのか、私の考え方を少しお伝えします。
中古マンションの価格には「定価」はありません。 売主が売りたい価格で勝手に決めて販売できるのです。しかし多くの場合は、販売する不動産会社の勧めにより、値付けされます。その際のベースとなる情報は立地、駅からの徒歩分数、築年数、方角、階数、マンションのブランドやタイプ、リノベの有無などが大きい要素です。(その他、公示地価や基準地価、賃料をベースにした計算方法などもあります)
もちろん、意味もなく高値で購入したくはないですよね。信頼できる不動産業者に聞いてみることも大事ですが、価格がおおよそ妥当なものか、自分でできる確認ポイントを。
納得チェックポイント その1
まずは、そのマンションの㎡単価、あるいは坪単価を調べてみましょう。
たとえば、面積 61.4㎡(18.57坪)で、7000万円のマンションの場合、7000/61.4で㎡単価は約114万円。 坪単価は約376万円になります。
そして、SUUMOやアットホームなどのポータルサイトで、同じマンションの他の物件や、駅からの分数が同じような近隣の物件などを探し、築年数や階数、方角などを考慮して㎡単価で比較してみましょう。 (いずれもリノベしていない場合)
納得チェックポイント2
もし近隣の物件よりも高値の場合、それには理由があるかもしれしれません。マンションを内見して確かめましょう。たとえば、眺望の良さ、間取りの良さ(縦長のリビングよりワイドスパンの間取りなど)、マンション全体の高級感や品質の良さ、共有施設の充実、新築同様にリノベーションしてあるなど。 リノベにもピンキリがあり、使用されている素材や設備のグレード、間取りをどこまで今の時代感に合うように変更しているかなどにより変わります。
納得チェックポイント3
最後は自分の「好き感・幸せ感」です。2つとして同じものがないのが不動産。自分が本当に幸せを感じられる住まいなのか、じっくりと考えましょう。「この窓から見える景色と風が本当に心地よくてとっても癒される」とか、「他では見たことのない壁一面の白いタイル、ずっと憧れているパリのアパルトマンのようで大大大好き」、「この間取りは、私の忙しい毎日の導線が本当に考えられていて、すごく快適に暮らせそう!」などと思える物件に出会えたらそれは幸せ。 少し高めのこの物件、買ってもよいのか悩んだら、たとえばファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
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